ご家庭で簡単にできるおすすめ浸水対策

2020年は梅雨が長く続いたこともあり、

台風シーズン前に関わらず、すでに水害の被害が多くなっています。

地球温暖化の影響で短時間に降る大雨の頻度は今後ますます増加すると予測されており、

台風や豪雨による水害や土砂災害の発生リスクが高まっています。

全国で過去10年間の間に97%の市町村で水害が発生しており、

比較的自然災害の少ない山梨も例外ではありません。

ご自宅を守るため、そしてご自身やご家族を守るため、

土嚢や水嚢を使った効果的な水害対策を解説いたします。

雨の強さと降り方

気象庁が発表する天気予報用語の意味をご存じでしょうか。

以下に気象庁の基準を示しておきます。

1時間雨量
(mm)
予報用語人の受けるイメージ人への影響屋内
(木造住宅を想定)
屋外の様子車に乗っていて
10以上~20未満やや強い雨ザーザーと降る地面からの跳ね返りで足元がぬれる雨の音で話声がよく聞き取れない地面一面に水たまりができる
20以上~30未満強い雨土砂降り傘を差してもぬれる寝ている人の半数暗いが雨に気がつくワイパーを早くしても見づらい
30以上~50未満激しい雨バケツをひっくり返したように降る道路が川のようになる高速走行時、車輪と路面の間に水幕が生じ、ブレーキが利きにくくなる(ハイドとプレーニング現象)
50以上~80未満非常に激しい雨滝のように降る(ゴーゴーと降り続く)傘は全く役に立たなくなる水しぶきで辺り一面が白っぽくなり、視界が悪くなる車の運転は危険
80以上~猛烈な雨息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる

天気予報で「激しい雨」より強く雨が降りそうな場合、

浸水対策をしておくことをお勧めします

土嚢や水嚢で水害対策を

土嚢・水嚢による床上浸水対策

大雨、豪雨になった時、床上浸水の可能性が高くなります。

特に都市部はコンクリートやアスファルトの部分が多いため、

排水の処理能力を上回る水量になった場合、床上浸水の可能性が格段に上がります。

自宅の出入り口から水を侵入させないためにも、

大雨・豪雨の時は土嚢や水嚢を用意しましょう。

また、建物の基礎の通気口からも水が入ることがあるため、

通気口にも土嚢・水嚢を置いておく
ことをお勧めします。

他にも、床下収納がある場合にも注意が必要です。

床上浸水の場合、床下収納の蓋が開き、

そこから室内に水が浸入してしまうことがあります。

床下収納の蓋が開くのを防ぐため、

重りや土嚢・水嚢で蓋をふさいでおきましょう

室内からの浸水に備えよう

大雨や豪雨の場合、水は玄関だけでなく、

トイレや排水溝から逆流してくる可能性があります

特にトイレから下水が逆流してしまったら大変です。

トイレや排水溝には水嚢で蓋をしてしまうことがおすすめです。

水嚢だとトイレや排水溝の形にフィットするため、

下水からの逆流を防いでくれます。

逆流の水圧は2~3kgだといわれていますので、

10㎏ぐらいの水嚢を1つずつ置くことで安心できますね。

エアコンの室外機の浸水にも

以外にも盲点なのがエアコンの室外機の故障です。

家の中が無事でも、水が引いた後に室外機の浸水で

エアコンが使えないなんて話もちらほら・・・。

敷地内に水が流れ込む心配がある場合には、

室外機の周りにも水嚢を置いておくといいでしょう。

土嚢・水嚢の用意

ここまでで、土嚢と水嚢が水害に対していかに有効かがお判りいただけたと思います。

ここからはそれらをどのように用意するかについて解説します。

土嚢

ご家庭で土嚢を使うならば吸水ポリマー性の土嚢がおすすめです。

厚さが段ボール1枚ほどとかなり薄く、重さも1枚100g~200g程なので場所を取りません。

処分は手軽で、天日干しして2~3日で再び薄くなるため、

そのまま一般ごみとして処分することができます

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また、ブルーシートを下にひくことでより効果的に浸水を防ぐことができます

土嚢の積み方解説動画

水嚢

土嚢がない場合は、段ボールとゴミ袋で水嚢を作るのもおすすめです。

土嚢と同じように使え、原材料も安価で済みます。

1.なるべく大きなゴミ袋を2重にします。
2.ある程度余裕をもって水を入れます。

3.空気が抜けるように、ねじってゴミ袋の口を縛ります。

4.強度のある小さめの段ボール箱に入れます。

こちらをビニールシートの上に置き、玄関に設置することで

玄関からの浸水を効果的に防ぐことができます。

その他家庭でできる浸水対策

ブレーカーを落とそう

浸水による感電を防ぐためにもブレーカーは落としておきましょう

また、浸水してしまった場合、すぐにブレーカーを戻してはいけません

コンセントに水が残っている場合、事故の可能性があります。

まずは業者に連絡して、点検してもらうようにしましょう。

家財道具を避難させよう

浸水の危険がある場合、家財を2回以上の高いところに避難させましょう

家電や数日分の衣類、貴重品など早めに移動させておきましょう。

2階以上がない場合は、棚などなるべく高いところに避難させましょう。

畳がある場合には、机の上に乗せるなどすると、

浸水を防ぐことができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ご家庭での浸水対策には、土嚢や水嚢が大変有効であり、

簡単かつ安価にそろえることができるため、

防災グッズとともに準備しておくといいですね。

床上浸水は少しでもしてしまうと、

床が腐ってしまう可能性があるため絶対防ぎたいですね。

今回の記事を参考に大雨・豪雨に備えてみてください。