山梨のキャンプ場で冬の自然を満喫する

冬キャンプの魅力


山梨県で冬を楽しむなら、外せないのが「キャンプ」。
特に昨今では、人込みを極力避け、どうやって出来る範囲で楽しむかが鍵になっているかと思います。夏に流行ったキャンプを振り返りつつ、冬ならではの楽しみ方を今回はご提案します。

人が少なく密を避けられる

今一番気になるのは、なんと言っても「密かどうか」。どこに行くにも感染症対策が気になります。

人との接触も最小限に留められ、抜群の換気ができる(換気という概念ではもはやないかもしれませんが)キャンプは打ってつけの休日の過ごし方です。

夏にはキャンプ場に行くだけでも渋滞に巻き込まれたり、キャンプ場が込み合ってなかなか思い通りの過ごし方が出来ずに終わってしまったという方も、冬に再挑戦してみる事でキャンプに対するイメージも良くなるかもしれません。

空気が澄んで、星空が絶景

冬は空気が澄み切っており、自然の中で見る満天の星空は息を飲むほど綺麗です。

都会の中では気づけない神秘的な星空を見る事は、キャンパーの特権であり、自然の中で夜を過ごすという事の醍醐味です。

寒空の下で食べる幸せ

夏のキャンプではバーベキューや川遊び、川で冷やした野菜や飲み物を楽しんだかもしれませんが、冬の楽しみ方といえば、やっぱり「ふーふー」言いながら食べるスープやじっくり時間をかけて焼いたお肉。

自分で火を起こし、寒い中で火の様子を見守りながら作った料理なら、美味しさも倍増。冷えた身体に染み渡ります。

冬営業の山梨県内キャンプ場

冬キャンプの良さが確認出来たところで、冬も利用可能なキャンプ場を見てみましょう。

浩庵キャンプ場

富士五湖の一つである本栖湖があるエリアのこちらのキャンプ場では、本栖湖畔でのキャンプや宿泊だけでなく湖で遊べるウォーターアクティビティやエコツアーも提供しています。

状況によっては来場を制限している地域もあるかもしれませんので、お住まいの地域が該当していないかどうか予めホームページなどでご確認ください。(http://kouan-motosuko.com/

所在地:山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926
連絡先:0556-38-0117

ほったらかしキャンプ場

こちらは富士山と盆地が一望できる、標高700メートルに位置するキャンプ場で、かけ流しの天然温泉である「ほったらかし温泉」のほど近くにあります。
キャンプで寒くなっても芯から温まれる温泉がすぐ近くにあるなんて、どんなに「ほったらかし」でも最高の贅沢です。

キャンプサイトも様々なものから選択でき、

  • 小屋付きサイト(兄)
  • 小屋付きサイト(弟)
  • 小屋付きサイト(森さん家)
  • 区画サイト
  • フリーサイト
  • 芝生サイト
  • ハナレサイト
  • 横浜サイト
  • 各種サイト+キャンピングカー

など、バラエティ豊かでどこにしようか迷ってしまいます。
デイキャンプも可能なので、気軽に利用出来そうです。

所在地:山梨県山梨市矢坪1669-25
https://hottarakashicamp.com/

道志村にあるキャンプ場

山梨県の最も東側にある道志村には、水辺や森林を楽しめるキャンプ場が山中湖側・道志村中部・相模原側合わせて30箇所あります。

料理の宿 水之元(通年営業)

こちらは宿とありますが、ホームページに「キャンプ&ロッジ」とある通り、バンガローやお料理も楽しめる山荘に宿泊することが出来ます。
一棟貸しバンガローならファミリーやグループで利用出来、アウトドアの楽しいところと、眠りの快適さの両方が叶います。

ウォシュレットトイレがあったり、バンガロー宿泊者限定ですが、中型までの犬も一緒に泊まれます。敷地内にドッグランもありますので、犬を飼っている方は検討してみてはいかがでしょうか。

所在地:山梨県南都留郡道志村下善之木10220
連絡先:0554-52-2577
https://doushi-mizunomoto.com/

花の森オートキャンピア(3月~次年1月上旬)

フィンランド製のバンガロー・ロッジが立ち並ぶキャンプサイトがあり、季節の花で彩られたこちらのキャンプ場では、ジャグジータイプのお風呂があったり、6月下旬から9月中旬までの期間であればジェットプールとジャグジーが合体した小型プールの利用が可能です。
テントを張れるオートキャンプサイトや、漫画や絵本・文庫本が置いてある本棚もあるので、ゆっくり本を読む時間を作っても良いですね。

所在地:山梨県南都留郡道志村上中山9709-1
連絡先:0554-52-2577
http://www.hananomori.jp/

両国橋キャンプ場 湯川屋(通年営業)

こちらは山梨県と神奈川県の県境にあり、道志川沿いに位置しています。
テントを張るだけでなく、食堂や民宿もあるので無理しない範囲でキャンプを楽しめそうです。道志川の遊漁証(道志村漁業協同組合・相模漁連)の販売もしていてシーズン中は釣りを楽しむ方達で賑わいます。

所在地:山梨県南都留郡道志村49
連絡先:042-787-2250
http://yukawaya.a.la9.jp/

道志村のキャンプ場について山中湖側・道志村中部・相模原側からそれぞれ1つずつご紹介しましたが、山梨県道志村観光協会のホームページで一覧表を確認出来るのでチェックしてみるのも良さそうです。

思い切ってグランピングしてみる

キャンプ場ごとの特色があるので、キャンプ場を利用する際は注意が必要ですが(焚火不可など)この機会に贅沢にグランピングしてみるのも選択肢のうちの1つとして考えみてはいかがでしょうか。

星のや富士

言わずと知れた星野リゾートのうちの1つである「星のや」。
河口湖に面し富士山を拝める丘陵には、モダンなコンクリート造りの箱型の宿泊キャビンが並びます。
外の自然が十分楽しめる開放的なテラスリビングがあり、部屋には夜に火を楽しめるファイアプレイスも設置してあります。
焚火ラウンジで温まったり森を散策したり、自然からの恵みであるジビエ料理に舌鼓を打ったり。
こんな時期だからこそ、たまにはのんびりゆったりとリラックス出来る環境に身を置いてリフレッシュするのも良いですね。

所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町大石1256
連絡先:0555-76-5050
https://hoshinoya.com/fuji/

PICA Fujiyama

そこまでの贅沢じゃなくても・・・という方にはこちらの「ラグジュアリーコテージ」の2食付きプランはいかがでしょうか。2階建てのコテージにはデッキや外に焚火台もあり、コテージのテラスでゆったり食事も楽しめます。
もちろんテントサイトや、食事付きプランも選べる「アメージングドーム」という常設のドーム型テントもあるので予算に合わせて宿泊スタイルを選択出来ます。

所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町船津6662-10
連絡先:0555-28-6303
https://www.pica-resort.jp/fujiyama/index.html

まとめ

いかがでしたでしょうか。今年の冬はどこにも行けない、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、少し足を伸ばしたり、寒い時期に敢えてキャンプにチャレンジしてみると、ストレスフリーで溜まった疲れもすっきりするかもしれません。
気疲れしやすいこんな状況だからこそ、たまには非日常的な体験を取り入れてみてはいかがでしょうか。